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ジャニヲタ一年生、大運動会に行く。①経緯編

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1週間経ち、やっと自分の身に何が起きたのか理解しだしたので、忘れないギリギリのところで記念すべき初参戦の経緯と感想をまとめます。長くなります。この記事では、運動会に行くまでの経緯の話をします。

 

まず、私は中島裕翔さんのことが1番好きなDDです。中島裕翔さんという不動の1番がいながら、他の美しい男性達にもうつつを抜かしまくっていることを予めご了承下さい…

 

きっかけは友達の宣教師からの布教でした。彼女のことをザビエル(仮)と呼びます。

 

初めてザビエルにHey!Say!JUMPのDVDを見せてもらったとき、私は「ほーん!山田クンという男性はお歌もダンスも上手いしお顔がダイヤモンド💎みたいじゃのぉ〜〜!!👵」みたいな感じで、まぁ素敵だけど、そんなにどハマりしないかなぁと思っていました。

 

完全に誤算です。

 

宗教というのは、心が弱っている時に忍び寄って来るんです。いいですか?ここがポイントです。 

 

その後、色々あって元気がなかった時期に、私はふと「あっ、そういえばこの世には生きてるだけでありがたい美しい顔立ちの男性達が、お歌を歌い、更にはダンスまで披露してくださるありがたい映像が存在しているな…」

 

Hey!Say!JUMPのことを思い出しました。

 

思い出してしまいました。

 

気がついたときにはザビエルとの次の鑑賞会の日取りが決まり、気がついたときには口座から数千円のお金が旅立った代わりに、「smart」のDVDが手元にありました。やったね!

 

ウィークエンダーがハチャメチャに好きで、金髪の中島裕翔さんに気が付いたら心を鷲掴みにされていたのです…

 

恐ろしい…金髪の中島裕翔さんが歌って踊ってドラムを叩いている姿を見ていたらそれまで悩んでいたことがなんだったのか忘れてしまった…中島裕翔、恐ろしい子…!!!!!

 (ちなみに完堕ちのきっかけはピンクとグレーだったので、これについてもいつか何かしらの記事を書きたいです)

 

ハマってからはあれよあれよと言う間にCDを買い、DVDを買い、毎月アイドル雑誌を買い、新しく増えたこの趣味にお金を使うために掛け持ちのアルバイトを1つ増やしました。

 

ファッション雑誌以外の雑誌を定期的に買うのなんて、中学生の時にNew Type買ってたの以来だよ!ガンダムの記事読むために買ってたNew Type以来だよ!!!!!

 

三つ子の魂百までとはよく言ったもので、ヲタクやるジャンルが変わっただけで基本行動になんの成長もありません。

 

そんなこんなで私はHey!Say!JUMPの世界にジャンピンラブしてしまいました。

 

ファンクラブに光の速さで入会しました。人生初のファンクラブ入会です。

 振込用紙書くの緊張しすぎて五枚くらい書き損じました。好きな男性(中島裕翔さん)の名前と自分の名前を一枚の紙に書くってヤバすぎじゃないっすか。

 

その後Hey!Say!JUMPのCDを買うために訪れたCDショップで私は2つ目の運命に出会います。

 

Sexy zoneです。

 「ほーん、ベストアルバム出たんか、なんか今日財布にお金いっぱい入ってっから買ってみよ😇😇😇」

 

注意一瞬、事故一生。

 

あろうことか私は「Sexy Zone 5th Anniversary Best 初回A」を買っていました。やってしまった。

Sexy Zone 5th Anniversary Best (初回限定盤A)(DVD付)

Sexy Zone 5th Anniversary Best (初回限定盤A)(DVD付)

 

 CD聴いた瞬間、脳天に雷落ちました。

 

は?Sexy zoneめっちゃ曲良くねえ〜????

 

バイバイDuバイとかその他トンチキみのある曲のイメージしかなかったよごめんな…Silver moonとか君にHITOMEBOREとか色々あるやんけ…おいマジかよ…

 

そしてDVDで過去のPVを見た私は焦ります

 

「児童ポ○ノ…児童ポ○ノかな…?東京オリンピックに向けてエロの取り締まりが強化されてる今、このDVD持ってたら捕まらない…?ヤバイよね…????」

 震えが止まりません。

 

次にブックレットを見た私は息の根が止まりました

「綺麗に成長しすぎかよワロタ…」

 

その後セクチャンの存在を知って爪先から頭のてっぺんまでSexy 沼に落ちた私は、Sexy Zone 5th Anniversary Best 初回Bを購入していました。同じタイトルのアルバムを複数枚買う初の試みです。

 

 そして次に意識を取り戻したときにはサマパラDVDを予約購入していました。 

 

ケンティーは天才でした。その魅力にひれ伏すしかなかったのです。

 

バイトのシフトがあからさまに増えました。

 

そしてサマパラ全ての公演にガチ湧きした結果、バックについてるJr.が気になり始めます。

 

岸優太くんと松村北斗くん…ふふっ、素敵な名前…

 

こうして徐々にJr.の名前を覚え、少クラをめちゃめちゃ楽しく視聴するようになりました。(もう完全にダメ)

 

そして、サマパラなどでカバーされてる曲を覚えたくなり他のグループのCDを借りたりしてかなりの数の曲を覚えます。

 

更にWESTが好きな友人にラッキィィィィィィィ7のDVDを見せてもらった結果「ゥヒョォォォ〜〜!WEST楽しい゛ッ!」となり、桐山照史くんのことも好きになりました。

 

こうして、短期間で今までの人生で味わった好きの総量をはるかに上回る好きを両手に抱えてしまいました。

 

人生楽しい…生きててよかった…産んでくれてありがとうお母さん…

 

こうなるともう、現場に行きたいわけです。

 

NEWSのことも好きなザビエルのおかげで、私の初現場はNEWSのNEVERLANDに内定しました。やったぜ。

 

しかし、当たる当たらない以前に日程的にDEAR.公演入るのが不可能だったため諦めた私は凹み続けていました。その上、Sexy zoneのコンサートも日和った理由で諦めました。猛烈に後悔してます。

 

そんな私に吉報が入ります。

 

ジャニーズ大運動会です。

 

出演するメンバー見てたまげました。

会いたい人たちほぼ全部会えるじゃん…

 

ダメ元で応募。

 

いや、まさかチケット当たるとは思わなかった。当たった瞬間「んヒョッ?!」って変な声出た。いや、マジかよ。ド新規の私が、いいんですかいいんですか(RADWIMPS

 

しかし当たったからにはもう行くしかない、神に感謝🙏🙏🙏

 

 

こうして初現場の予定は前倒しになり、NEVERLANDよりも先に大運動会への参戦が決まったのでした…

 

To Be Continued...

映画『ハルチカ』

昨年突然ジャニーズにハマりました。

 

突然Hey!Say!JUMPにハマり、Hey!Say!JUMPのCDを買いに行ったらSexy zoneのベストアルバムが販売されておりました。その時、ちょうど少し普段より多めにバイト代が入っていたため軽率に購入した結果、Sexy zoneにもハマりました。(チョロい)

 

上記の理由から、ここしばらくSexy zoneのセンター、顔面人間国宝の異名を持つ佐藤勝利くん初主演映画である「ハルチカ」の公開を待ち望む生活を送っていました。

 

橋本環奈ちゃんのことも好きなので、ドキドキしながら待ってました。

 

ぁ゛ぁ゛〜〜大好きな美男美女がスクリーンで一堂に会してしまうどうしよう〜〜!!!!トキメキ心停止で死んでしまう〜〜!!!!就活よりも終活したほうがいいかもしれねぇ〜〜!!!

 

ところで、私は少女漫画が苦手なヲタクなので、「吹キュン純愛ストーリー」という本作のキャッチコピーに警戒していました。

 

あ、これはヤバイぞと。

 

真面目に楽器吹いてたかと思ったらいきなり勝利くんか環奈ちゃんが告白しだしたりするのではないか、と。

「おい!部活!部活を一生懸命やれ!なにやってんだ馬鹿!楽器を!楽器を練習しろ!」

みたいな展開になるのではないかと危惧していました。

 

全くの杞憂です。

全くの杞憂だったんです。いい意味で裏切られました。

 

ヲタク特有のトークで前置きが長くなりすぎました。本題に入ります。

 

この映画、吹キュンどころか、ハルタもチカも吹奏楽部の仲間も吹吹吹吹吹吹吹吹吹吹キュンくらいの割合でめちゃめちゃ真剣に吹奏楽やってました。

 

確かにキュンなところもあるんだけど、本当に真面目に吹奏楽吹奏楽部に向き合ってました。

 

突然告白したりもしないしおキッスしたりもしません。めっっっっちゃ爽やかな内容です。吹奏楽部の顧問である草壁先生(小出恵介)が熱血お説教展開とかもないです。ただただ、初心者と経験者が混ざっている部活で起こる葛藤やメンバーのぶつかり合い、日常の練習風景が丁寧に描かれていて、ものすごく好感が持てました。少女漫画チックな展開で若手アイドル出しとけみたいな映画なんだろ?と疑ってごめんなさい…

 

「恋じゃない。けど、友達よりトクベツ」ってキャッチコピー、恋愛モノじゃないことを踏まえるとミスリードくさいけど、本当にこの言葉そのままです。ハルタとチカの関係は全然恋愛じゃなくて、厚い信頼関係なんだなぁと。2人がペラペラ喋るシーンは意外に少ないです。チカちゃんハルタのことすぐ蹴るし、ハルタくんは結構物静かな子だし。でも、ストーリーが進むにつれて、この2人の間にめちゃめちゃ厚い信頼関係が築かれていきます。ある意味恋愛の上を行くくらいの関係が。ネタバレ避けますが、だからこそあのラストシーンに繋がるんだなあと思いました。

 

 

ラストシーンや校長先生への扱い(あんなことしたら廃部になるのでは?!)などちょっとファンタジックなところやツッコミどころもいろいろあるけど、基本的にはリアルでいい意味で地味だなぁと思います。

 

ハルタ佐藤勝利)もチカ(橋本環奈)もかなりの美男美女です。もう、スクリーン見ながらそれだけでドキドキしました。でも、スクリーンの中の2人はあくまで普通の高校生です。役所もそうだし、2人がきちんとそれを演じていて、展開もそうなっている。

 

だって、ぶっちゃけ橋本環奈ちゃんに「吹奏楽部に入りませんか?!」って お願いされたら入るじゃん。

 

バスケとサッカーで悩んでたりしてもも吹奏楽部一択じゃん。

 

でも全然そうならない。チカちゃんは普通に部員集めに苦労します。「ハルタくんって目立たないけどイケメンだよね〜」と噂されることもなければ「チカちゃんって美人だよな」みたいなのもない。

 

2人が外見の良さから所謂アドを得るようなシーン、要素が一切ない。

 

原作もアニメも一切見ず前情報なしだった私。脳内予想では なんやかんや美人・イケメン扱いされている2人が吹奏楽を通してドキドキ・キュンキュン→僕たち付き合いま〜〜す!(ここで流れる脳内BGM 佐藤勝利ソロ曲『好きだよ』)みたいなのが展開されてたんですが、全部外れました。よかった。

 

2人も、吹奏楽部も、いろんなことにきちんと苦労しています。そして挫折もする。真っ当な部活映画、青春映画だったなぁと思います。

 

 

ラストシーン、ツッコミどころもあるけれど、そこに至るまでの過程がものすごくいいです。ハルタがあの行動をする決意をした背景を考えるとグッときました。

 

そしてこの映画の中で演奏されるオリジナル曲

「春の光、夏の風」がものすごくいいです。吹奏楽やったことないけど、この曲演奏したら楽しいだろうなぁ。

 

ハルタ佐藤勝利くん目当てで観に行ったけど、橋本環奈ちゃんのチカが個人的にものすごく良かったです。

 

すぐ男の子のこと蹴るようなサバサバ?したボーイッシュなところのある女の子キャラって3次元にいるとイタくなりがちです。でもチカちゃん全然そんなことなくて、「え?マジで?」というくらい自然。天真爛漫で表情がコロコロ変わって何事も一生懸命でひたむき。橋本環奈ちゃんの声がベタベタの女の子ボイスじゃないのがすごくいい。ハスキーな声とチカちゃんのキャラクターがよく合ってたなぁと思います。(アニメの方は観てないので、アニメ視聴済みの人はまたイメージが違うのかも)

 

 

あとは他の役者陣の萌えポイントの話をしておくと、芹沢さん役の恒松祐里ちゃん、キツそうな美人なのに声がめっちゃ可愛いです。好きになっちゃうかと思った。そして、カイユ役の清水尋也くんはTwitterで「ソロモンの偽証の子か!分からなかった!」というようなつぶやきをいくつか見ましたが、私は「渇き。」に出てたのォ?!となりました。「渇き。」で小松菜奈ちゃんに酷い目にあわされてた子です。よいです。そしてヤンキーの宮本くんを演じている平岡拓真くんも可愛い、ヤンキー宮本くん推せます。それから、小出恵介演じる草壁先生がいい人で本当に良かった。先日観た『愚行録』での小出恵介はめっちゃ嫌な奴だったので、いつこいつが悪事を働くかヒヤヒヤしましたが無駄な心配でした。

 

ハルチカ、正直あまり期待してなかったのですが、とてもいい映画でした。メインターゲット層と思しき中高生以外も楽しめます。何かに一生懸命になった思い出が蘇ったり、あぁ青春いいなぁってなったりします。演奏シーンも素敵なので気になった方は是非、映画館のいい音響で観てください。

 

橋本環奈ちゃんはいいぞ。